『夫のトリセツ』の目次と夫婦円満の秘訣!目からウロコの内容ぎっしり! 

昨年発売されて大ヒットを飛ばしたベストセラー『妻のトリセツ』に続き、2019年10月に『夫のトリセツ』が発売されました。
 
『妻のトリセツ』を読んで笑っていた夫も、『夫のトリセツ』を読めば、きっと我が身を振り返ることになるでしょう。
 
今回は、夫のトリセツの目次と、
夫婦円満の秘訣について記事にしました。
 
この先も円満夫婦を続けていくために、
是非最後まで読んでみてくださいね♫
 
 

『夫のトリセツ』の目次(各章タイトル)

 
夫のトリセツの目次(各章タイトル)は以下になります。

第1章 神は、夫婦を別れさせようとしている

第2章 使えない夫を「気の利く夫」に変える方法

第3章 ひどい夫を「優しい夫」に変える方法

第4章 脳とは、かくも厄介なものである

 

気になる内容は?

 
前作の『妻のトリセツ』は、
妻との付き合い方に悩んでいる男性・夫を読者ターゲットとして書かれた本です。
 
今作の『夫のトリセツ』は、
女性・妻を読者ターゲットにして書かれています。
 
でもその内容を男性・夫が選んでみると、
「あれ、俺のこと?」と思い当たる節が多く登場します。
 
前作も今作も、男女の脳の違いを考察しながら書かれた内容なので、 人間の根本的な性差から夫婦のわだかまりを解き明かしていこうというのが狙いです。
 
著者の黒川氏こう言っています。
 
 
 女性の脳の重要な機能は母性です。
 
 これは、愛の提供というより、
 子供を無事に育てるためのものです。
 
 そう考えれば、
 女性が出産を機に夫に厳しくなるのは当然なのです。
 
 労力、時間、意識など、
 資源の全てを子供に注ぐように、
 脳が仕向けるのです。
 
 さらに、搾取すべき相手(夫)からは、
 徹底して搾取するという戦略に出ます。
 
 子供を産んだ後は、
 夫は妻からすると恰好の搾取対象に変わるのです。
 
 
夫婦であっても、夫は他人です。
 
それに対し、
お腹を痛めて産んだ子供は、
自分の血を引いたかけがえのない存在です。
 
子供を守るという母性本能は、
妻にとって何よりも強い絆なのです。
 
育児中の女性は、
赤ちゃんをずっと見守っているため、
大人の男が野卑な存在に見えてしまうのです。
 
 

妻の夫に対する評価が下がるワケとは?

 
子供が少しづつ大きくなってくると、
妻は次に、より免疫力の強い生殖相手を探すようになります。
 
これは哺乳類に見られる自然の掟だそう。
 
ただし厄介なのは、
人間の女性の場合、
それが浮気心として表に出ないこと。
 
その代わり、最も身近な生殖相手、
つまり夫を否定するようになるのです。
 
つまり妻にとって夫は、
年とともに評価が下がっていく存在なのです。
 
夫にしてみればやりきれない話ですよね・・・
 
 

男女の脳の違いからくるイライラ

 
妻からすると、
夫は何て気が利かないんだろう、
と思うことが多いものです。
 
でもこれは、男性の脳が一つのことにしか集中できない『モノタスク』であるがゆえの、自然の摂理です。
 
対して女性の脳は、
一度に複数のことをまとめてできる『マルチタスク』です。
 
テレビのリモコンを元の位置に戻したり、トイレの芳香剤を補充したり、洗面台にt飛んだ水滴を拭き取ったり、いろんな所に目がついて、まとめて解決してしまえるのです。
 
ところが男性の脳は、
このようなことを自分で見つけることが非常に苦手です。
 
男性にしてみれば、
やる気がないのではなく、
脳の仕組みによって『できない』のです。
 
女性の目からすると、
そんな夫にイライラしてしまうわけですね。
 
 

妻は部下じゃない!

 
長年会社勤めをして、多くの部下を持った男性にありがちなことなのですが、妻に対して『お茶』とか『スーツ』とか、上から目線で命じてしまう癖がある人がいます。
 
これは、妻を奴隷のように扱っているのと同じなので、妻にしてみれば『私は奴隷じゃない!』という気持ちになるのは当然のことです。
 
でも命じることに慣れた夫にしてみれば、妻のそのような気持ちに気づくことなく、たびたび上から目線を繰り返してしまいます。
 
これによって妻はさらに、
「ひどい夫」という印象を持つようになります。
 
夫のこのような態度は、
熟年離婚の原因にもなります。
 
身に覚えのある男性は、
すぐにでも妻に対する態度を改めたほうがいいでしょう。
 
 

共通の趣味を持つことが肝心

 
では結局、円満夫婦を持続させるためにはどうすればいいのでしょう?
 
夫婦の仲を取り持つためには、
共通の趣味を持つことが有効だと、
黒川氏はいっています。
 
人間が親密な関係を築くには、
『仮想敵(共通の敵)』が必要です。
 
例えば同じプロ野球の球団を応援することで、他球団を共通の敵と見なす、ということです。
 
つまり、共通の趣味を持つことが肝心なんですね。
 
この時に重要なのは、
夫側がリードできる趣味を見つけることだと黒川氏は述べています。
 
体力に自信があるならレジャーを楽しんだり、お互いに旅行好きなら妻を海外旅行に連れ出したり。
 
夫が得意なことで妻をリードすれば、 
再び妻に惚れ直してもらうチャンスが出てきます。
 
夫婦一緒に楽しめる趣味を持てば、
喜びも2倍になりますよね♪
 
 
 

まとめ

 
男性と女性では、
そもそも脳の仕組みが違います。
 
でも、永遠に分かり合えない者同士かといえば、
決してそんなことはありません。
 
夫は妻の女性脳を理解し、
妻は夫の男性脳を理解する。
 
最初は難しいかもしれませんが、
意識すれば少しずつ理解できるようになっていきます。
 
「うちは大丈夫」と高を括らず、
お互いに少しずつ歩み寄っていければいいですね♫