生活・暮らし

あさイチで紹介された小物整理の極意!スッキリ収納術のススメ

 
10月29日の「あさイチ」では、片付けが苦手な方のための小物整理の極意について紹介されていました。
 
散らかって仕方がないお部屋の中を、スッキリ収納するためのアイデアが満載!
 
プロの整理収納アドバイザーも登場し、収納術の極意を惜しみなく披露してくれました。
 
ポイントは以下の3点です。
 
ポイント1:ゾーニングを明確に
 
ポイント2:一軍二軍三軍で分ける
 
ポイント3: アクション動作数を減らす
 
3つのポイントを以下に詳しくまとめましたので、ぜひ参考にしてくださいね。
 
 

小物整理の極意1.ゾーニングを明確に

 
これはつまり、 どこに何を置いているか収納場所(ゾーン)を決めるということです。
 
片付けが苦手な人には、大きな引き出しの中に、いろんなものをごちゃまぜにしておいておくという特徴があります。
 
例えばキッチンの引き出しでは、保存容器、調理器具、お弁当グッズ、キッチン消耗品、その他・・・といった具合に、うまく収納できず、いろんなものがごちゃまぜに入っているケースが多いです。
 
それらをきちんとゾーニングすれば、探す手間も省けて使いやすいキッチンに生まれ変わります。
 
例えばシンク下の引き出しには、水回りで使うもの(ザル、ボール、保存容器など)を中心にゾーニングを作っていきたいですね。
 
ポイントは、「使う頻度」で分けること!
 
片付けが苦手な人は物が多すぎる傾向にあるので、収納する際は、よく使うものだけに絞ったほうがスペースは効率的に使えるんですね。
 
 

小物整理の極意2.使う頻度別で分ける際は一軍、二軍、三軍で分ける

 
アバウトでいいので、
使う頻度に合わせて一軍二軍三軍を決めましょう。
 
週に一度以上使うなら一軍、
月に1度くらい使うなら二軍、
滅多に使わないorストック用なら三軍といった具合です。
 
そこまで厳密にやるとモチベーションが下がるので、ざっくりとでOK!
 
分類してみるとわかりますが、
一軍の数は案外少ないはずです。
 
三軍が多いようでしたら、
潔く処分して整理するのも大事なポイントです。
 
スペースが広い引き出しなどには、
100円ショップなどでかごを買ってきてそれに入れましょう。
 
 

小物整理の極意3.アクション動作数を減らす

 
取り出すためのアクション(動作)をできるだけ簡単にしましょう。
 
例えば、一軍の保存容器はフタと容器をまとめて収納したほうがいいです。
 
分けて収納してしまうと、
容器とペアの蓋を探すアクションが増えてしまいます。
 
蓋のついた状態でそのまま収納したほうがアクション数が減るんですね。
 
 
ラップなど箱入りのものを置く時に、その置き方にもポイントがあります。 
 
横に置くと高さが余ってもったいないので、立てておきましょう。
 
また、箱を開けるとあるヒラヒラした部分をハサミで切って、中身が見える状態にしておけばすぐ取り出せます。
 
二軍と三軍のものは、
下段の引き出しに入れましょう。
 
不要な物は捨てるか、
バザーに出すか、
友達に譲るかなどして減らすのも有効です。
 
 
 
応用編として、
子供のおもちゃの収納も紹介していました。
 
まずはキッチンと同じように、
おもちゃも使う頻度で分けます。
 
ただし、今度は子供たちに分けてもらうようにしましょう。
お気に入りのおもちゃが一軍です。
 
選んだ一軍のおもちゃは、
浅めの箱に入れるのがポイントです。
 
深い箱に入れてしまうと、
おもちゃがたくさん入る反面、
底のおもちゃが取り出しにくく散らかる原因になってしまいます。
 
よく遊ぶおもちゃだからこそ、
見つけやすく取り出しやすく浅い箱に入れたほうが整理しやすいんです。
 
おもちゃ入りのケースを棚に戻す時は、
重いものは下、軽いものは上にして戻すようにしましょう。
 
ちなみに二軍と三軍のおもちゃを入れる箱は、大き目でもOKです。
 
 
 
おもちゃを片付ける時の注意点もあります。
 
子供に対して、
「これはもう遊んでないから捨てていい?」
と聞くのは NG です!
 
子供にしてみれば捨てたいおもちゃなんてありませんので、「捨てる?」って言われてしまうと仕分け作業をやめてしまうんですね。
 
なので、「お気に入りを選んでね」って聞くのが正解です。
 
「早く片付けて」という言葉も NGです。
これを言ってしまうと、片付けのモチベーションが下がりますからね。
 
 
 
家族の中で片付けが苦手な人がいる場合の収納術も紹介されていました。
 
そういった場合は、最も家族が苦手な人に合わせるのがベストです。
 
お父さんが片付けを苦手にしているならば、お父さんが使いやすいように片付けの場所を決めたり、一軍二軍三軍を決めたりするのがいいんですね。
 
 
 
イギリスの調査によると、
人が平均的に探し物する時間は1日10分だそうです。
 
1年間に換算すると60時間、
つまり二日半も探し物をしている計算になります。
 
これって、すごくもったいないですよね。
 
時間をロスしないためにも、
上記の収納術・小物整理の極意を実践して、
快適な生活を送りましょう♫