アナ雪2のエンディングテーマに大抜擢されたのが、 弱冠19歳の新人歌手『中元みずきさん』です。
12月4日には、2019年FNS歌謡祭にも出演し、 新人ながらも堂々とした振る舞いで、圧倒的な歌唱力を披露してくれました。
そんな中元みずきさんですが、世間では歌が下手とみなしている人も多くいます。
ではどうして歌が下手なのに、アナ雪2のエンディングテーマに大抜擢されたのでしょう?
今回は、仲間とみずきさんがアナ雪2のエンディング歌詞に選ばれた理由と、歌が下手かどうかについて調査してみました。
アナ雪2に大抜擢された理由
結論からいうと、 オーディションをくぐり抜けて自力で勝ち取った、というのが理由です。
事務所のコネで手に入れた、と噂する人もいますが、そうではないんですね。
具体的には、ディズニーUS本社で行われた、「アナと雪の女王2」のエンドソングオーディションにチャレンジし、 強力なライバルを押しのけて勝ち取ったのです。
では実際、歌のオーディションとはどれくらい厳しいものなのでしょう?
そのあたりのことも調べてみました。
歌のオーディションにおける採点ポイント
主に以下の5点が大きなポイントになります。
①音程/リズムの正確さ
②歌う体づくりができているか
③惹きつける声質
④表現力
⑤可能性
一つずつ見ていきましょう。
①音程/リズムの正確さ
これは歌手になるための最も基本的な要素になります。
これがない人は、いわゆる「音痴」です。
アップテンポの曲も、バラードのようにスローで感情を込める歌も、音程やリズムの正確さが基板にあるからこそ良い歌に仕上がります。
リズムが狂っている人の歌なんて、 誰も聞きたくないですよね(笑)
バックサウンドに合わせてきちんと歌えることが、歌手としての最低限の要素です。
②歌う体づくりができているか
小学生の頃に、よく「お腹から声を出しなさい」と音楽の先生に言われませんでしたか?
これが歌を歌うときの基本だからです。
喉から声を出しても、伸びのある歌声にはなりません。
では、 お腹から声を出せばそれだけでいいかというと、そうではありません。
肉体のバランスが整っていて初めて、お腹から声が出せるようになるのです。
③惹きつける声質
美空ひばりさんや宇多田ヒカルさんは、どうしてあんなに人々の心に残る歌声なのでしょう?
ある研究によると、声の質が人の耳に快感を与える『1/f』の周波数だから、ということです。
努力して得るものではなく、生まれ持った才能なのです。
中元みずきさんもこの才能があるのでしょう。
一般人が聞いても『1/f』の周波数なのかどうかはわかりません。
でもプロの耳や機械を通してみれば、この才能があるか判断できるのです。
④表現力
低くに含めるように歌う場面や、キーの高い声で人々を魅了するシーンなど、一曲の中で様々な表現ができたほうが歌手として有利です。
表現力のない歌は、棒読みで感情もこもっていないため、つまらなさを感じてしまいます。
また、歌声だけではなく、表情や身振りも、表現力の一種です。
ただ棒立ちで歌う歌手より、身振り手振りを加えたり、表情豊かな歌手のほうが、ダイナミックさを感じますよね。
中元みずきさんは、歌っている時は自然に感情が表に出るタイプなので、抜群の表現力を持っているといえるでしょう。
⑤可能性
これに関しては、やはりまず若さですよね。
19歳の中元みずきさんですから、これから先大いなる可能性を感じさせます。
オーディションではもちろん、審査員の目の前で歌うことになります。
実際に目の前で歌ってもらうと、テレビから伝わってくる以上に、可能性があるかどうかを感じられるそうです。
審査員たちはきっと、中元みずきさんに大いなる可能性を感じたのでしょう。
歌が下手という噂について
ネットで一般人のコメントを見てみると、「中元みずきは歌が下手だ」というような書き込みがちらほら見受けられます。
これに関しては、個人的な好みがあるとしか言いようがありません。
実際に下手なのであれば、そもそもオーディションに合格するはずがありませんからね。
ピカソの絵を下手だという人もいますが、それと同じような意味だと思います。
まとめ
今回は、アナ雪2のエンディングソングに大抜擢された19歳の新人歌手『中元みずきさん』について調べてみました。
新人ながらも大ヒット映画のエンディングソングを任されるのですから、実力がないはずがないんですよね。
もちろん運や努力も素晴らしいものがあるはずです。
あらゆる要素を備えているからこそ、一気にスターダムに駆け上がってくることができたのです。