今回は、中学受験・直前期における塾の活用術ベスト5について紹介します。
一般には知られていない裏技だけに、大いに活用してみてくださいね♫
1.直前講習は最低限に!
10~11月くらいになると、塾の書き入れ時ということもあり、オプション講座の案内が増えてきます。
ここで注意して欲しいのは、志望校への合格可能性が高い成績上位層です。
成績上位だけあって、あまり意味のないオプション講座を受けても不合格ラインが出ることはほとんどありません。
それだけに親からもクレームが来ないのですが、実はそれが問題。
この時期は、オプション講座で良い成績を出すことより、自学自習を中心に復習に時間をとるべき時です。
オプション講座で良い成績を出せるのはいいことですが、今の段階で解ける問題をいくら解いても成績は伸びません。
少しでも成績を伸ばすには、限られた時間をフルに活用して幅広く復讐することが重要です。
受験までの残された時間を有効活用するためにも、 オプション講座を新しく受けるのはほどほどに控えましょう。
2.11月中に併願校を確定しよう
まだ受験まで数ヶ月があって成績も伸びる時期だけに、この時期に志望校を確定するのは気が引けると思います。
でも、この時期に併願校まで4校ほど決めておかないと、無駄な講習や面談に時間やお金を注ぐことになってしまいます。
しかも併願校を受験直前まで決めないでいると、過去問分析に時間を取ることができなくなります。
早め早めの対応が吉です。
3.机に向かわず脳内で復習!
受験直前期といえども、集中力が落ちてしまうのはよくあること。
そういった場合は、頭の中で、復習した内容を再現するようにしましょう。
塾の先生や親に、勉強した内容を説明するだけでも記憶の定着を図れます。
4.やる気ダウンの原因(人)は避けよう
やる気がなくなる発言をする人は、どこにでもいます。
とりわけそれが母親というケースもよくあることです。
ただでさえストレスを感じやすい受験直前期ですから、受験生のやる気を保つためにも、 ストレスを与えてくる人を可能な限り避けるようにしましょう。
5.試験本番に合わせた生活習慣を
受験は午前中から午後にかけて行われます。
真夜中に行われることはありません。
なので、本試験の時間帯にベストな集中力がくるように、照準を合わせるようにしましょう。
具体的には、午前中から午後にかけての勉強時間を増やすのが良い方法です。
実践できそうなものはありましたでしょうか?
できれば五つとも実践して、ベストな状態で受験に臨みたいですね。
本人の努力はもとより、家族全員で受験生をバックアップしてあげましょう。