金足農業高校のエースとして注目を集める吉田大輝選手。
その強さの源流を探るため、「吉田大輝選手の出身中学はどこ?」と気になる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、SNSの投稿やニュース記事を元に、吉田大輝選手の出身中学や中学時代の活躍、そして現在に至るまでの輝かしい経歴を詳しく解説します。
当記事を読めば、吉田大輝選手のルーツと強さの秘密を知ることができますよ!
吉田大輝の出身中学は?輝かしい経歴を追う
出身中学は潟上市立天王中学校
金足農業高校でエースとして活躍する吉田大輝選手。
彼のルーツである出身中学は、秋田県にある潟上市立天王中学校(かたがみしりつ てんのうちゅうがっこう)です。
これは、野球選手の経歴をまとめているサイト「球歴.com」のSNS投稿などで度々明らかにされています。
例えば、2022年6月21日の投稿では、中学3年生だった吉田大輝選手が、並みいる大学生や社会人選手に交じって「選手アクセスランキング」の10位に入っていたことが紹介されていました。
このことからも、彼が中学生の頃からすでに野球ファンの間で大きな注目を集める存在だったことがうかがえますね。
また、あるファンの方のSNS投稿には「吉田大輝君は天王中なのか……向こうで暮らしていたら通っていた中学校だわw」といった書き込みもあり、地元ではよく知られた情報であるようです。
偉大な兄である吉田輝星選手も、同じ天王中学校の出身。
兄弟そろって同じ中学校から、あの金足農業高校へ進むという道のりを歩んでいることになります。
潟上市の天王中学校は、吉田兄弟にとって野球選手としての原点ともいえる大切な場所なのでしょう。
- 名前:吉田 大輝(よしだ だいき)
- 出身中学:潟上市立天王中学校(秋田県)
- 兄:吉田 輝星(よしだ こうせい)選手(オリックス・バファローズ)
このように、多くの情報が吉田大輝選手の出身中学が潟上市立天王中学校であることを示しています。
中学時代から注目され、兄と同じ道を歩み始めた彼の野球人生のスタート地点が、ここにあったのですね。
第76回秋季東北地区高等学校野球
秋田県大会
📍さきがけ八橋球場金足農業高校
2年 吉田 大輝 選手(天王中)エース完投⚾️よくがんばりました。 pic.twitter.com/Uwc0kGCCpo
— れな (@_miffy07) September 7, 2024
中学時代の所属チームと最速132キロの噂
吉田大輝選手は、出身中学である天王中学校の軟式野球部に所属していました。
その一方で、中学生の硬式野球チームである「あきた中央ポニー」や「NeoGlitter’s」といったチームにも所属していたという情報がSNSで見られます。
中学生時代、軟式野球と硬式野球の両方でプレーすることで、野球の技術や感覚を多角的に磨いていたのかもしれませんね。
特に注目すべきは、彼が中学生の頃からすでに抜きん出た才能を持っていたことです。
2023年3月、金足農業高校への合格が報じられた際のニュース記事を引用した投稿によると、当時の吉田大輝選手は身長177cm、体重82kgという中学生離れした立派な体格を誇り、ピッチャーとして投げるボールの速さは、なんと最速132キロを記録していたそうです。
中学生で130キロを超えるボールを投げるピッチャーは、全国的に見てもごくわずか。
この頃から、彼は世代トップクラスの能力を持つ選手として、周囲の期待を集めていたのでしょう。
金足農業高校のチームメイトには、佐藤晃真選手や腰丸楓雅選手など、「あきた中央ポニー」で共にプレーした仲間が何人もいます。
中学時代から気心の知れた仲間たちと、高校でも一緒に野球ができるというのは、とても心強いことだったに違いありません。
今の金足農業の強いチームワークは、こうした中学時代の繋がりも一つの要因になっているのかもしれません。
中学時代から恵まれた才能と体格を持ち、複数のチームで多様な経験を積んできたこと。
それが、今の吉田大輝選手の素晴らしいピッチングの土台となっているのですね。
金足農業
吉田大輝(1年,潟上市立天王中学校/あきた中央ポニー) pic.twitter.com/2z398BYKK6— としけん@北日本の脊梁 (@toshiken5589) November 15, 2023
吉田大輝、出身中学から現在までの活躍
兄・輝星を追い金足農業のエースへ
吉田大輝選手にとって、兄である吉田輝星選手の存在は非常に大きいものでした。
2018年の夏、兄・輝星選手はエースとして金足農業高校を甲子園準優勝に導き、「金農旋風」という社会現象を巻き起こしました。
その偉大な兄の母校に、弟である大輝選手も進学します。
彼が金足農業への合格を決めた際には、「兄さんの分まで優勝するため」と力強く語っていたそうです。
兄が成し遂げられなかった「全国制覇」という大きな夢を、自分が引き継ぐんだという強い決意が感じられます。
その言葉通り、吉田大輝選手は1年生の秋から公式戦のマウンドに上がり、2年生になると、早くも兄と同じエースナンバー「1」を背負ってチームを引っ張る存在になりました。
彼の帽子には、兄・輝星選手からもらった「天下」という言葉が書かれています。
これは、兄からの「日本一になれ」という激励のメッセージ。
さらに、自身のグラブには「輝星を絶対に超えてやる」という言葉を刺繍しているそうです。
偉大な兄の存在をプレッシャーに感じるのではなく、自らの力に変えて前に進もうとする強い意志が伝わってきますね。
- 兄と同じ金足農業高校に進学し、エースの座を継承
- 帽子には兄からのメッセージ「天下」の文字
- 目標は「兄を超えること」を公言
兄の輝星選手も、「オレより運動神経いいしモテる」と弟の実力を認めるコメントをしています。
大きな期待を背負いながらも、兄へのリスペクトと「超えたい」という強い気持ちを原動力に、吉田大輝選手は金足農業のエースへとたくましく成長を遂げたのです。
2年連続の甲子園出場とプロからの高い評価
吉田大輝選手は、エースとしてチームを牽引し、2年生の夏(2024年)と3年生の夏(2025年)に、見事2年連続での夏の甲子園出場を果たしました。
特に3年生最後の夏となった2025年の秋田大会での活躍は、目覚ましいものがありました。
準決勝の明桜高校戦では、毎回のようにランナーを背負う苦しい展開ながらも、要所を締めるピッチングで9回を投げ抜き完封勝利。
そして、鹿角高校との決勝戦では、1-0とリードして迎えた9回ツーアウトから同点に追いつかれるという絶体絶命のピンチを経験します。
それでも彼の心は折れず、延長10回を1失点に抑えきる力投を見せ、最後はチームのサヨナラ勝ちを呼び込みました。
こうした勝負強いピッチングは、プロのスカウトからも高く評価されています。
中日ドラゴンズの岡野祐一郎スカウトは、吉田大輝選手について「完成度が高くて、勝てる投手」とコメント。
技術だけでなく、試合を作る能力や勝負どころで力を発揮できる精神的な強さを認めているようです。
2年生の時に初めて出場した甲子園では、西日本短大付属高校に敗れ、悔しい思いをしました。
試合後には「甲子園にふさわしくない投手」と自分を責めたこともあったそうです。
しかし、その悔しさをバネに大きく成長し、再び聖地のマウンドに戻ってきました。
2025年のドラフト候補としても注目される彼の存在から、今後も目が離せませんね。
【金足農】吉田大輝の出身中学は?最強DNAの原点と新エースの軌跡:まとめ
今回は、金足農業高校のエース・吉田大輝選手の出身中学や、現在に至るまでの輝かしい経歴についてご紹介しました。
吉田大輝選手の出身中学は、兄・輝星選手と同じ潟上市立天王中学校でした。
中学時代から最速132キロの速球を投げるなど、その才能は際立っており、軟式・硬式両方のチームで経験を積んでいたようです。
金足農業高校へ進学後は、偉大な兄の背中を追いかけ、「兄を超える」という強い気持ちを原動力にエースへと成長。
見事2年連続でチームを甲子園へと導きました。
その活躍はプロのスカウトからも高く評価されており、今後の進路が非常に楽しみな選手の一人です。
中学時代から着実に力をつけ、大きなプレッシャーを乗り越えてきた彼の、これからのさらなる飛躍に期待しましょう。