政治家として注目を集める高市早苗さんですが、そのプライベート、特に「離婚理由」について関心を持つ人は少なくありません。
公式発表された理由がある一方で、SNSなどでは様々な憶測が飛び交っています。
当記事を読めば、高市早苗さんの離婚と再婚をめぐる経緯や、世間で囁かれている本当の離婚理由についての仮説を知ることができますよ!
高市早苗が公表した離婚理由とは?
公式発表された離婚理由は「政治的スタンスの違い」
高市早苗さんと元夫で同じく政治家の山本拓さんは、2017年7月に離婚したことを発表しました。
当時、お二人は連名で「ご報告」という資料を出し、その中で離婚理由を説明しています。
その内容は、「互いの政治的スタンスの違いが大きく、それぞれに信念を貫いて政策活動に没頭したいという結論に至った」というものでした。
議員同士の結婚として知られていただけに、仕事に対する考え方の違いが大きな要因となったようです。
お互いを尊重し、それぞれの政治家としての道を歩むための決断だったのかもしれませんね。
この「政治スタンスの違い」という理由は、まるでバンドの解散理由のようで、当時は多くの人が驚きました。
しかし、政治家という特殊な職業だからこそ、政策に関する考え方の違いが、夫婦関係にも影響を与えてしまうことは十分に考えられるでしょう。
これが、高市さんたちが公式に明かした離婚の理由です。
再婚で広まる離婚理由への疑問の声
「政治的スタンスの違い」を理由に離婚した高市早苗さんと山本拓さんですが、なんと2021年に再婚していたことが報じられます。
一度は袂を分かったお二人が、再び一緒になることを選んだのです。
この再婚のニュースは、世間に大きな驚きを与えました。
それと同時に、「あれだけ大きな理由で離婚したのに、なぜまた同じ人と?」という疑問の声がSNSなどで一気に広まりました。
もし本当に政治的な考え方の違いが根本的な原因だったのであれば、そう簡単に復縁するものではないだろう、と多くの人が感じたのです。
この出来事をきっかけに、「公表された離婚理由は、何か別の本当の理由を隠すための『建前』だったのではないか?」という憶測が飛び交うことになりました。
人々の関心は、離婚の裏に隠された本当の理由へと移っていったのです。
- 2017年7月:「政治的スタンスの違い」を理由に離婚
- 2021年12月:元夫の山本拓さんとの再婚が報じられる
- 疑問:大きな理由で離婚したはずなのに、なぜ再婚したのか?
離婚理由と夫婦別姓反対の矛盾
高市早苗さんは、夫婦が別の姓を名乗ることを選べる「選択的夫婦別姓」の制度に反対の立場をとっています。
しかし、彼女自身の離婚と再婚の経緯が、その主張と矛盾しているのではないか、と指摘する声が多く上がっているのをご存知でしょうか。
最初の結婚で、高市さんは「山本早苗」さんになりましたが、政治活動では旧姓の「高市早苗」を使い続けていました。
そして離婚によって戸籍上の姓も「高市」に戻し、再婚の際には、なんと夫の山本拓さんが「高市拓」さんと改姓したのです。
この一連の行動は、「高市さん自身が、旧姓を使い続けることの不便さや、戸籍上の姓を『高市』にすることの重要性を感じていたからではないか」と解釈されています。
つまり、夫婦別姓に反対しながらも、自身の行動が「夫婦別姓があればこんな面倒な手続きは不要だったのに」という現実を示してしまっている、というわけです。
この点が、多くの人から「言っていることとやっていることが違う」と見られてしまう大きな理由となっています。
高市早苗の本当の離婚理由は?SNSの仮説
旧姓使用の不便さが離婚理由との見方
SNSで最も有力視されている高市早苗さんの本当の離婚理由、それは「旧姓使用の不便さ」です。
政治家として活動する上で、戸籍上の名前と通称が違うことには、私たちが想像する以上のデメリットがあると考えられています。
例えば、パスポートの名前は戸籍上の「山本早苗」となるため、海外での活動の際に「高市早苗」としては本人確認が難しくなる可能性があります。
また、不動産の登記や銀行口座の開設、さらには総理大臣になった場合の公式文書への署名など、重要な場面では必ず戸籍上の名前が求められます。
高市さん自身が、こうした不便さや限界を痛感し、「高市早苗」という戸籍上の名前に戻す必要があった、というのがこの仮説の根幹です。
そのための一時的な手段として、離婚という形を選んだのではないか、と多くの人が推測しています。
「高市姓」を守るためのペーパー離婚説
「旧姓使用の不便さ」という仮説から、さらに踏み込んだ見方が「ペーパー離婚説」です。
これは、愛情が冷めたとか、関係が悪化したというわけではなく、あくまで戸籍上の姓を「高市」に戻すことだけを目的とした、書類上の離婚だったのではないか、という説になります。
この説が本当だとすれば、一連の流れが非常にスムーズに説明できます。
- 目的:戸籍上の姓を「山本」から「高市」に戻したい。
- 手段:一度離婚し、戸籍を元に戻す(ペーパー離婚)。
- 仕上げ:今度は夫に改姓してもらい、「高市」の姓で再婚する。
このように、すべては「高市早苗」という戸籍上の名前を手に入れるための計画的な行動だった、と考える人たちがいるのです。
もちろん、これはあくまでSNS上での仮説に過ぎませんが、公表された離婚理由と再婚という事実を繋ぎ合わせると、多くの人がこの可能性を考えてしまうのも無理はないのかもしれません。
夫が改姓し親子別姓になった事実
高市早苗さんが山本拓さんと再婚した際、注目されたのは夫である山本さんが「高市姓」になったことだけではありません。
この結果、もう一つ大きな変化が起きました。
それは、山本さんの連れ子である息子さんとの関係です。
山本さんの息子で、同じく政治家として活動している山本健さんは、当然ながら「山本姓」のままです。
一方で、父親である山本拓さんは「高市拓」さんになりました。
これにより、皮肉なことに、父と子の姓が異なる「親子別姓」の状態が生まれたのです。
高市さんは「家族の一体感」を理由に夫婦別姓に反対していますが、ご自身の家庭が結果的に親子別姓になっているという事実は、多くの議論を呼んでいます。
自身の信念を貫くための行動が、結果として自身の主張とは異なる家族の形を生み出してしまった。
この点も、高市さんの離婚・再婚劇を語る上で欠かせないポイントとなっています。
高市早苗の本当の離婚理由は?夫婦別姓に反対する行動の矛盾:まとめ
今回は、高市早苗さんの離婚理由について、公式発表とSNSでの様々な仮説を掘り下げてきました。
公式には「政治的スタンスの違い」とされていますが、その後の再婚という事実から、多くの人が本当の理由について様々な推測をしています。
特に有力なのが、旧姓使用の不便さを解消し、戸籍上の姓を「高市」に戻すための「ペーパー離婚」だったのではないか、という説です。
選択的夫婦別姓に反対しながらも、自身の行動がその必要性を裏付けているかのような矛盾は、今後も議論の的となるでしょう。
真実はお二人にしか分かりませんが、一連の出来事が、日本の「姓」の問題を多くの人に考えさせるきっかけになったことは間違いありません。