大学駅伝界で注目を集める駒澤大学の帰山侑大選手。
彼の力強い走りのルーツは、一体どのような中学・高校時代にあるのでしょうか?SNS上の記録や過去の大会結果を紐解くと、群馬県で繰り広げられたライバルたちとの激闘が見えてきました。
当記事を読めば、帰山侑大選手の中学・高校時代の活躍と、現在の強さのルーツを知ることができますよ!
帰山侑大の出身中学は?高校へと続く原点
桐生市立清流中学校での陸上実績
帰山侑大選手が陸上競技の才能を開花させたのは、群馬県にある桐生市立清流中学校に通っていた頃のエピソードが始まりです。
SNSなどに残っている当時の記録を見てみると、中学2年生の頃からすでに県内でもトップクラスの実力を持っていたことがわかります。
例えば、2017年7月に行われた「中学校総体群馬県大会」では、男子1500mに出場し、4分03秒51という素晴らしいタイムで優勝しているんです。
しかも、この記録は当時の「大会新記録」だったというから驚きですよね。
2年生の時点でこれだけの記録を出せるということは、当時から身体能力や持久力が中学生離れしていたのでしょう。
また、中学時代はトラック競技だけでなく、駅伝などの長距離種目でもチームの主力として活躍していたようです。
群馬県は陸上が盛んな地域ですが、その中でも「清流中の帰山」といえば、地元では知られた存在だったのかもしれませんね。
こうした中学時代の下積みが、後の高校、そして大学駅伝での爆発的な走りにつながっているのは間違いありません。
- 出身は群馬県の桐生市立清流中学校
- 中2の県総体1500mで大会新記録を樹立
- 早い段階から県内トップレベルの実力者だった
まさに、ここが帰山侑大選手のアスリートとしての原点と言える場所なんですね。
全中出場など中学時代の持ちタイム
中学3年生になった帰山侑大選手は、さらにそのスピードに磨きをかけていきます。
特に注目したいのが、2018年に岡山県で開催された「全日本中学校陸上競技選手権大会(全中)」での走りです。
この大会の男子1500m決勝で、帰山侑大選手はなんと4位に入賞しています。
その時のタイムは4分00秒09。
中学生で4分を切るか切らないかというギリギリのタイムを出せる選手は、全国でもほんの一握りしかいません。
あと0.1秒で3分台突入という、とてつもない記録です。
興味深いことに、この時の決勝レースには、後に高校や大学駅伝でライバルとなる選手たちも名を連ねていました。
例えば、現在もトップランナーとして活躍する佐藤圭汰選手(当時・蜂ヶ岡中)が3位に入っており、帰山選手とはわずかな差で競り合っていたことがわかります。
ハイレベルな同世代のライバルたちと、中学時代から全国の舞台でしのぎを削っていたんですね。
- 全中1500m決勝で全国4位に入賞
- タイムは驚異の4分00秒09
- 佐藤圭汰選手ら同世代の猛者と競っていた
中学時代に全国トップレベルのスピードを体感し、「もっと速くなりたい」という思いを強くしたことが、高校進学後のさらなる成長のきっかけになったのでしょう。
帰山侑大は樹徳高校出身!中学からの進化
樹徳高校時代の駅伝と輝かしい経歴
中学卒業後、帰山侑大選手が進学先に選んだのは、地元・群馬県の強豪である樹徳高校です。
ここで彼は、本格的な長距離ランナーとしての才能をさらに開花させていきました。
高校1年生の頃から、すでに駅伝メンバーとして活躍していたようです。
2019年の群馬県高校駅伝では1年生ながら4区を走り、区間2位という好成績を残しています。
当時のSNSでも「樹徳の未来は明るい」「半端ない」といった投稿が見られ、ファンからの期待が大きかったことがうかがえますね。
上級生に混じって堂々とした走りを見せる姿は、当時から大器の片鱗を感じさせていました。
そして、学年が上がるにつれて記録も順調に伸びていきます。
高校3年生の時には、関東高校駅伝の10km区間(1区)で29分18秒99という好タイムをマーク。
高校生で10000mを29分台前半で走るというのは、大学駅伝の強豪校からスカウトが殺到するレベルです。
トラック種目でも、5000mで14分08秒台の記録を持っており、長い距離への対応力もしっかり身につけていたことがわかります。
樹徳高校での3年間は、単に速さを求めただけでなく、駅伝というチームスポーツの中で「勝負強さ」や「粘り強さ」を磨き上げた貴重な時間だったと言えるでしょう。
群馬県内でのライバル達との激闘
帰山侑大選手が過ごした高校時代の群馬県は、まさに「戦国時代」と呼べるほど強力なライバルたちがひしめき合っていました。
特に激しい争いを繰り広げていたのが、東京農大二高や健大高崎高といった全国レベルの強豪校の選手たちです。
例えば、2021年の群馬県高校総体1500m決勝の記録を見てみると、優勝したのは現在國學院大學で活躍する青木瑠郁選手、2位には塩原匠選手、そして3位に帰山侑大選手が入っています。
この時のタイムは3人とも3分49秒〜51秒台と非常にハイレベルで、誰が勝ってもおかしくない状況でした。
また、北関東大会などでも彼らは何度も顔を合わせ、0コンマ数秒を争うデッドヒートを繰り広げています。
SNS上の駅伝ファンたちの間でも「北関東のレベルが高すぎる」「群馬のこの世代は黄金世代だ」と話題になっていました。
- 青木瑠郁選手(健大高崎)らが最大のライバル
- 県大会の決勝レベルが全国大会並みの高さ
- 切磋琢磨できる環境が強さを引き出した
こうした強力なライバルたちが身近にいたことこそが、帰山侑大選手にとって一番の幸運だったのかもしれません。
彼らに勝ちたいという強い対抗心が、日々の厳しい練習を乗り越える原動力となり、今の力強い走りへと繋がっているのです。
高校卒業後の進路と現在の活躍
樹徳高校を卒業後、帰山侑大選手は大学駅伝の王者・駒澤大学へと進学しました。
「男だろ!」の掛け声でも有名な名門で、さらに厳しいトレーニングに励むことになります。
大学入学当初は怪我に苦しんだ時期もあったようですが、持ち前のスピードと粘り強さで徐々に頭角を現します。
特に3年生から4年生にかけての活躍は目覚ましく、出雲駅伝では2区を任され、全日本大学駅伝では3区でトップに立つ快走を見せました。
また、ハーフマラソンでも61分台の自己ベストを更新するなど、長い距離でも安定した強さを発揮しています。
そして気になる今後の進路ですが、実業団の強豪チームである「ヤクルト」への内定が報じられています。
ヤクルトといえば、マラソンや駅伝で多くの名選手を輩出しているチームです。
高校時代に培った基礎と、大学時代に磨いた勝負勘。
これらを武器に、今後は実業団ランナーとしてニューイヤー駅伝やマラソンの舞台で活躍する姿が見られるはずです。
帰山侑大選手の陸上人生は、中学・高校という土台の上に、これからも高く積み上げられていくことでしょう。
帰山侑大の出身中学と高校は?群馬「黄金世代」のライバル激闘秘話:まとめ
今回は、駒澤大学の主力として活躍する帰山侑大選手について、そのルーツである中学・高校時代にスポットを当てて紹介しました。
桐生市立清流中学校時代から全中4位入賞という輝かしい実績を持ち、樹徳高校時代には群馬県の強力なライバルたちと激戦を繰り広げてきた帰山侑大選手。
そうした厳しい環境で揉まれてきたからこそ、今の力強い走りがあることがわかりましたね。
実業団へ進んでも、その「雑草魂」とスピードで、私たちをワクワクさせる走りを見せてくれるに違いありません!