2025年の参院選で見事当選を果たした、国民民主党の籠島彰宏(かごしま あきひろ)さん。
彼の華々しい経歴の原点ともいえる「高校」時代について、気になっている方も多いのではないでしょうか。
実は、彼の高校時代には、後の活躍を予感させるエピソードがたくさんありました。
当記事を読めば、籠島彰宏さんがどんな高校生活を送っていたのか、その人物像まで深く知ることができますよ!
籠島彰宏の出身高校は超進学校の高輪学園!
高校の偏差値と完全中高一貫という特色
籠島彰宏さんが卒業した高輪高等学校は、東京都港区にある私立の男子校です。
この学校の大きな特徴は、高校からの生徒募集を行わない「完全中高一貫校」であること。
中学から入学した生徒たちが、6年間同じ環境でじっくりと学び、友情を深めていくのですね。
気になる偏差値ですが、高校受験がないため、中学受験時の偏差値が参考になります。
その数値はなんと「65.0」と、非常に高いレベル。
まさに首都圏でも有数の進学校といえるでしょう。
実際に、2016年度の大学進学実績では、早稲田大学と慶應義塾大学に合わせて100人以上の合格者を出すなど、輝かしい成果をあげています。
勉強に集中できる落ち着いた環境と、高いレベルで切磋琢磨できる仲間たち。
籠島さんの知性や探究心は、このような恵まれた環境で育まれたのかもしれません。
- 学校の場所:東京都港区
- 学校の種類:私立・男子校
- 教育スタイル:高校からの募集がない完全中高一貫校
- 中学受験時の偏差値:65.0
歴史は古く、1885年に創立された120年以上の伝統を持つ学校でもあります。
勉強だけでなく、人間性を育むことにも力を入れていることがうかがえます。
籠島さんが持つ落ち着いた雰囲気は、こうした伝統ある学び舎で育まれたものなのでしょう。
DaiGoも卒業生!籠島彰宏の高校の有名人
籠島彰宏さんを育んだ高輪高校ですが、実は他にも多くの著名人を社会に送り出しています。
多彩な分野で活躍する卒業生がいることを知ると、学校の魅力がさらに伝わってきます。
特に有名なのが、メンタリストとしてテレビやYouTubeで大活躍中のDaiGoさんです。
心理学を巧みに操る姿は、多くの人が知るところでしょう。
また、大人気ロックバンド「エレファントカシマシ」のボーカル兼ギター、宮本浩次さんも高輪高校の卒業生。
彼のパワフルな歌声と独特の世界観は、多くのファンを魅了してやみません。
その他にも、『亡国のイージス』などの作品で知られる小説家の福井晴敏さんや、元力士の若の富士昭一さんなど、本当にさまざまなジャンルの第一線で活躍する方々がいます。
- 宮本浩次さん(ミュージシャン)
- DaiGoさん(メンタリスト)
- 福井晴敏さん(小説家)
- 深澤弘さん(アナウンサー)
これだけ個性豊かな卒業生がいるということは、高輪高校が生徒一人ひとりの個性を尊重し、それを伸ばす自由な雰囲気を持っている証拠なのかもしれません。
籠島さんが官僚から国際機関、そして政治家へとキャリアを切り拓いていく柔軟な発想も、こうした高校時代の環境が影響しているのではないでしょうか。
籠島彰宏は高校時代どんな生徒だった?
部活は体操部!今でもバク転は朝飯前
勉強ができるエリート、という印象が強い籠島彰宏さんですが、実はスポーツにも全力で打ち込む青年だったようです。
プロフィールによると、彼は高輪学園の中学校・高校時代、そして進学した東京工業大学でも体操競技部に所属していました。
体操競技は、筋力や柔軟性、バランス感覚など、高い身体能力が求められるハードなスポーツ。
その体操を、彼は大学までずっと続けていたのです。
一つのことに長く打ち込む、彼の真面目さや継続力が伝わってくるエピソードですね。
しかも、その実力はかなりのものだった様子。
なんと、「バク転や大車輪ならまだまだ朝飯前」と語っているのです。
大人になった今でも得意技を披露できるなんて、驚きではないでしょうか。
大学時代には主将を2年間も務め、部員数を3倍に増やしたり、練習環境を改善するために体育館の工事を実現させたりと、リーダーシップも発揮していました。
ただ練習するだけでなく、組織をより良くするために行動できる力は、この頃からすでに備わっていたのでしょう。
高校から東工大へ!自主堅正の校風が影響か
体操に打ち込みながらも、籠島彰宏さんは見事に日本トップクラスの理系大学である東京工業大学に現役で合格しています。
この文武両道を成し遂げた背景には、高輪高校の校風が大きく影響しているのかもしれません。
高輪高校が掲げる教訓は「自主堅正(じしゅけんせい)」。
これは、「自分の意志で自分を戒め、正しく行動する」という意味を持つ言葉です。
単に先生から言われたことをやるのではなく、生徒が自ら考えて行動する力を育むことを大切にしているのですね。
部活動と勉強を両立させるには、自分で時間を管理し、目標を立てて努力する力が不可欠です。
まさに「自主堅正」の精神そのもの。
籠島さんは、この教えを高校生活の中で自然と身につけ、実践していたのではないでしょうか。
- 教訓:自主堅正(じしゅけんせい)
- 意味:自分の意志で自分を戒め、正しく行動する
- 育まれる力:自己管理能力、主体的に行動する力
大学で主将として組織改革を行った行動力や、農林水産省やOECDといった世界的な舞台で政策に携わった実行力。
その全ての根っこには、高輪高校で培われた「自分で考えて行動する」という強い意志があったと想像できます。
籠島彰宏の出身高校は高輪学園!文武両道を育んだ秘密:まとめ
今回は、籠島彰宏さんの出身高校である高輪学園でのエピソードを中心に、彼の人物像に迫ってみました。
高輪高校が、学業において優れた進学校であることはもちろん、生徒の自主性を育む素晴らしい環境であることがお分かりいただけたかと思います。
中高6年間という多感な時期に、体操という厳しいスポーツに打ち込みながら、「自主堅正」の精神を学んだ籠島彰宏さん。
その文武両道の日々が、彼の人間的な深みや、困難に立ち向かう力の基礎を築いたのではないでしょうか。
官僚、国際機関職員、そして政治家へ。
彼のキャリアは一見華やかに見えますが、その裏には高校時代から続く地道な努力と、自らを律する強い心があるようです。
これからの日本のために、その力を大いに発揮してくれることを期待したいですね。