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ヤマザキマリの再婚が波瀾万丈!夫と息子の父親は別の人?

漫画家として、そして文筆家として世界的に活躍するヤマザキマリさん。

彼女の「再婚」について、気になっている方も多いのではないでしょうか。

SNSやインタビュー、関連書籍などの情報を元に、ヤマザキマリさんの再婚相手や、そのユニークな価値観を形づくった家族の物語を紐解いていきます。

当記事を読めば、彼女のパワフルな人生の背景にある、温かくも壮大な家族の絆を知ることができますよ!

ヤマザキマリの再婚は「子連れ婚」だった!

ヤマザキマリの再婚:14歳年下の夫との馴れ初め

ヤマザキマリさんの再婚相手は、イタリア人の男性です。

驚くべきことに、その年齢差はなんと14歳。

ヤマザキマリさんが34歳のとき、お相手の彼はまだ20歳だったといいます。

二人の出会いは、彼女がまだ10代の頃にさかのぼるようです。

14歳でヨーロッパを一人旅し、イタリアを訪れた際に知り合った陶芸家に招かれ、17歳で本格的にイタリアに留学。

その陶芸家の息子さんが、後の夫となるベッピ・キュッパーニさんでした。

一度は日本に帰国したヤマザキマリさんですが、彼女が帰ってしまったショックで、ベッピさんは食事が喉を通らなくなるほど衰弱してしまったというエピソードも。

まさに、国境を越えたドラマチックな恋愛だったのですね。

彼女には当時、前のパートナーとの間に生まれた息子さんがいました。

そのため、この結婚はヤマザキマリさんにとって「子連れでの再婚」となったわけです。

年齢差や国籍の違い、そして彼女がシングルマザーであったことなど、さまざまなハードルを乗り越えて結ばれた、情熱的な愛の物語がそこにはあったのでしょう。

ヤマザキマリの夫、現在の職業は比較文学者

ヤマザキマリさんの夫、ベッピ・キュッパーニさんは、ただの優しい年下の夫というだけではありません。

彼は比較文学者であり作家という、知的な顔を持つ人物なのです。

過去にはアメリカのシカゴ大学で教鞭をとっていたこともあり、その際は家族でシカゴに移り住んでいた時期もありました。

ヤマザキマリさんのエッセイ『Sweet Home Chicago』では、その頃の暮らしが生き生きと描かれています。

また、ベッピさんは作家として、日本の戦国時代をテーマにした壮大な歴史小説『救い』を執筆するなど、日本文化にも深い造詣を持っています。

妻であるヤマザキマリさんが古代ローマの専門家である一方、夫のベッピさんは日本の歴史を研究しているという、なんとも興味深いご夫婦ではないでしょうか。

お互いの知識や感性をリスペクトし合い、刺激を与え合う関係性が、ヤマザキマリさんのグローバルな作品作りに大きな影響を与えているのかもしれません。

まさに、人生においても創作においても、最高のパートナーといえる存在なのでしょう。

ヤマザキマリの再婚観を形づくった家族の物語

ヤマザキマリの息子の父親は現在の夫ではない?

ヤマザキマリさんが現在の夫であるベッピさんと再婚したとき、すでに息子さんがいたことは先ほど触れました。

では、その息子の父親は誰なのでしょうか。

さまざまな情報から、現在の夫であるベッピさんは、息子さんの育ての親ではありますが、血の繋がった父親ではないことがわかります。

ヤマザキマリさんは、イタリアでの生活の中で息子さんを授かりましたが、その後シングルマザーとして日本で出産。

子育てのために漫画家として懸命に働いていた時期がありました。

その後にベッピさんと出会い、再婚に至ったのです。

この事実を裏付ける決定的なエピソードがあります。

それは、夫のベッピさんの仕事で家族でシカゴへ移住する際のこと。

息子のビザ取得のために、ハーグ条約に基づき、実の父親の承諾書が必要だったとヤマザキマリさん本人が語っています。

このことから、息子さんの戸籍上の父親は別にいることがはっきりとします。

国を越えて家族で暮らすことの複雑さが垣間見える話ですが、こうした経験もまた、ヤマザキマリさんの広い視野を育んだのでしょう。

母も再婚を経験!ヤマザキマリの複雑な家庭環境

ヤマザキマリさんのユニークな結婚観や家族観は、彼女自身の母親であるリョウコさんの壮絶な生き様から大きな影響を受けているようです。

リョウコさんはヴィオラ奏者として活躍していましたが、ヤマザキマリさんの父親である指揮者の男性と死別。

その後、シングルマザーとして彼女を育てました。

そして、リョウコさんもまた再婚を経験します。

しかし、その結婚生活は長くは続かず、離婚という結果になりました。

普通なら、ここで相手の家族との関係は途切れてしまうもの。

ところが、リョウコさんは違いました。

なんと、離婚した夫の母親、つまりヤマザキマリさんにとっては元・義理の祖母にあたるハルさんの最期を看取ったのです。

血の繋がりや法律上の関係性を超えて、「一人の人間」として深く結びついた二人の女性。

常識の枠にとらわれないこの母の姿を見て育ったからこそ、ヤマザキマリさんの中にも「家族とはこうあるべき」という固定観念がなく、自分たちだけの共同体の形を築き上げる柔軟な考え方が根付いているのかもしれませんね。

ヤマザキマリの再婚が波瀾万丈!夫と息子の父親は別の人?:まとめ

今回は、漫画家ヤマザキマリさんの再婚と、その背景にある家族の物語についてご紹介しました。

彼女の結婚は、14歳年下のイタリア人学者との子連れ再婚であり、その裏には情熱的な恋愛と、国境を越えるための複雑な手続きがあったことがわかります。

さらに、彼女の柔軟な家族観は、死別・再婚・離婚を経験しながらも、元夫の母親の面倒を見続けたという、型破りな母親の生き様が大きく影響しているようです。

「家族は血縁や制度で縛られるものではなく、同志的な意識でつながるチームである」という彼女の言葉は、こうした実体験から生まれた、重みのあるメッセージなのかもしれません。

ヤマザキマリさんの作品の面白さは、こうした波瀾万丈ながらも愛に満ちた人生経験に裏打ちされているのでしょう。